こんにちは。
あすなろ整体院　登倉です。

今回は、実際の施術例を書いてみようと思います。
なかなかブログのような記事にする機会がないので
ちょっとお試し的な感じです。

【腰痛の症例】50代男性の腰痛とその対処法

患者さんは、50代の男性。
先週、庭の草むしりをしている際に腰に痛みを感じました。
普段はデスクワークをしているため、急に中腰の姿勢で
長時間作業をしたことが原因だと考えられます。

痛みは徐々に増し、2日前にはベッドから起き上がるのもつらい状態に。
足に痺れは感じておらず、これは椎間板ヘルニアなどの
神経症状ではないと考えました。

【検査】

最初にチェックしたのは「重心の検査」です。
重心がどのように体にかかっているかを確認しました。

検査の結果『右側に重心が偏っている』ことが判明しました。
この偏りは、筋肉のアンバランスや姿勢の不良が原因で起こることあり
長時間の中腰など、無理のかかる作業をすると悪化する可能性があります。

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【施術】

施術は『体の偏りを正す』ことを念頭に行いました。

まず《足元の調整》から開始です。
これは、足のアライメント（配列）を整え、重心の
バランスを改善するための施術です。

次に《股関節の調整》を行いました。
股関節は体の中心部分であり、左右に重心を配分する機能があります。
その動きが制限されると腰に大きな負担がかかるため、股関節の
柔軟性を取り戻すことが必要です。

最後に、臀筋（お尻の筋肉）の施術を行いました。
臀筋は腰に直接関係する筋肉であり、硬くなると、腰痛を引き起こす原因となります。
特に今回の「草むしり」のような中腰姿勢においては、臀筋の疲労が
腰痛を悪化させていることが多いです。

【施術後の状態】

施術後は重心が以前よりも安定しました。
施術前の検査を行い、患者さんにも体のバランスが整ったことを
感じてもらいました。

施術後は、前屈動作も問題なく行えるようになりました。
今回のケースでは、早期の施術が功を奏し、腰痛が
悪化する前に対処できたのが幸いでした。

【腰痛予防のセルフケア】

腰痛は再発しやすい症状なので、セルフケアによって
予防することも大切です。

今回は、セルフケアの方法をお伝えしました。

1. ストレッチ
   　股関節やハムストリング（太ももの裏の筋肉）の柔軟性を保つことが必要です。
   　具体的には、前屈運動や開脚をして、股関節周りをほぐすストレッチ等です。
   　できれば毎日、軽めのストレッチを行って、筋肉をほぐしておきたいところです。
   
   
2. 体幹トレーニング
   　体幹がしっかりしていると、姿勢が安定し、腰への負担が軽減されます。
   　簡単にできる体幹トレーニングを指導し、1日2分、朝と夜の2回。毎日続けることが重要です。
   　
   　本格的な【体幹トレーニング】のコースもあります。
   　機械を見てご紹介したいと思います。
   

【まとめ】

今回の患者さんの腰痛は、草むしりという日常の動作が引き金でした。
早期の施術によって改善され、回復へと向かいました。

腰痛は放置すると慢性化することが多いため、違和感を感じたら
早めに専門家に相談することが大切です。

また、ストレッチや体幹トレーニングなどセルフケアによって
腰痛の再発を防ぐことができます。

腰痛に悩む方は、日々のセルフケアを習慣にし、快適な生活を送りましょう。

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