最近、姿勢が悪いと腰痛になりやすいと言われます。

そんな記事を以前も記述しました。

 

患者さん「そうなんです。姿勢が悪いって言われてます」

    「腰痛の事、もうちょい詳しく教えてください」

という事ですので、ブログにしようと思います。

 

姿勢と腰痛が関連する

運動後や仕事の後などは別として

「何となく腰が重い・・」

「嫌なハリを腰に感じる・・」

などという事があります。

 

そんな時、姿勢からの影響が

あるかも知れません。

 

慢性的な腰痛の原因として

普段の姿勢が考えられます。

 

背骨の構造や、骨格のおさらい

私達の体の背骨“脊柱”のうち

一番下が腰の“腰椎”になります。

背骨の根本にあたるので、構造上

上半身の負荷が掛かる部位になります。

脊柱イラスト

 

 

 

 

 

 

ご存知かもしれませんが、背骨の“脊柱”は

腰から頭まで、真っ直ぐではありません。

 

「首」「背中」そして「腰」の部分が

カーブを作っていて、それは【S字弯曲】

などと言われます。

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この脊柱のカーブ構造ですが

「首」「背中」「腰」の3部の弯曲があると

真っ直ぐの場合と比べて

負荷に対する効力が

【約10倍】になると言われます。

 

また背骨の間には緩衝材となる

【椎間板】と呼ばれる軟骨があり

腰部の骨に掛かる負荷は、この椎間板が

分散しています。

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この【椎間板】に強い負荷が加わり続けたり

高齢になり、椎間板の水分が減って「硬化」すると

徐々に椎間板が圧縮され、その結果、背骨のカーブが

変形する事があり、これが腰痛の原因になる場合があります。

 

また脊柱は、靭帯や筋肉にも支えられています。

腰の筋肉以外にも、腹部や臀部(おしり)の筋肉

そして大腿部(太もも)の筋肉も、実は

姿勢を維持する為に機能しています。

 

崩した姿勢や、楽チンな姿勢

いわゆる「悪い姿勢」をしていて

これら『背骨を支える筋肉』が

過度に緊張したり、逆に緩んだりすると

脊柱の湾曲や椎間板の圧迫が起き

腰部に負担が増える事になります。

 

なにをもって、悪い姿勢とするか

では、悪い姿勢とはどんな状態でしょうか。

 

立っているとき『顔が前に出ている』『お腹をつき出した』

そんな姿勢になっている事があります。

これも【猫背】のパターンです。

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よくある姿勢ですが、この場合、腹筋が緩んでいて

脊柱の「首」と「腰」のカーブは

前方への弯曲がきつくなっていて

逆に、「背中」は後方へのカーブが強調された状態で

腰に大きな負荷が掛かっています。

 

脊柱が過度に弯曲すると、骨に付く筋肉や靭帯が張り

過緊張の状態になり、腰痛の原因となります。

 

座っている場合では、椅子に浅く座って

前に足を投げ出して、背もたれにダランと寄りかかる

 

そんな座り方がラクだという方も

いるのではないでしょうか。

悪い座り姿勢

 

 

 

 

 

 

この姿勢では、背中のカーブが浅くなり

腰の骨とも合わさり、腰~背中は直線に近い形になります。

「首」は前にカクンと落ちやすく

スマホをいじるのに、楽な姿勢になります。

 

この姿勢も、通常の脊柱のカーブを変形させるため

腰痛の原因となります。

また、最近言われる【スマホ頚】にも

なりやすい姿勢と言えるでしょう。

 

では、どんな姿勢をとると良いのでしょうか。

 

次回に記述していきたいと思います。