四十肩・五十肩の症状についての続きです。

 

 

四十肩・五十肩のおさらい

四十肩・五十肩は、肩関節の

加齢に伴う炎症が原因とされています。

 

肩関節の構成は

肩甲骨、上腕骨(腕の骨)、鎖骨の3つで構成され

その周りを筋肉・靭帯で補強しています。

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四十肩の症状は

肩甲骨と上腕骨で構成される

『肩甲上腕関節』と

 

鎖骨と上腕骨とで構成される

『肩峰下関節』に発症します。

 

肩関節は関節が浅い構造なので

肩甲骨から上腕骨にかけて筋肉に

支えられています。

 

この中でも肩関節の安定性と

可動性に関係深いのが

『棘上筋』『棘下筋』『小円筋』『肩甲下筋』

などの筋肉群【回旋腱板】です。

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これらの筋肉には、肩の動きに伴う

負荷が掛かっており、加齢の伴い

これら筋肉が少しづつ硬くなっていきます。

 

このような影響で筋肉・腱の組織が

疲弊し、無理な外力が加わると炎症を起こすのです。

 

四十肩・五十肩への対応

「四十肩は2年くらいで自然に治る」

と言う方もいますが・・

痛いのを2年我慢するのも大変です!

 

四十肩の発症初期に適切な処置をしておくことで

症状の悪化や長期化を避ける事もできます。

 

四十肩にはいろいろな治療法がありますが

基本は運動療法だと考えます。

 

症状により、これに温熱療法や

鎮痛薬を併用する事もあります。

 

運動療法

運動療法で、最も知られているのが

『アイロン体操』

かと思います。

 

四十肩になった腕にアイロン(ダンベルも可)を持ち

前後左右に“振り子”のように運動させていきます。

 

これは肩に痛みがあり

あまり動かせない人でもできます。

 

少し肩の状態が改善してきたら

『壁押し運動』を加えます。

 

この運動は壁を利用して、腕を徐々に

上げていくと効果が出ます。

運動を続けていくと、だんだん高く上がるようになります。

 

温熱療法

患部を温めて血行を促進することで

痛みを和らげるというものです。

 

治療院ではホットパックや超音波機器を用いて

肩を温めることが多いです。

 

自宅では入浴や熱めのシャワーを

当てたりするのも良いです。

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またこれからは空調で

肩が冷えやすいので、ブランケットや

ストールを肩に掛けて冷やさないようにしましょう。

 

四十肩は突然起こるのではなく

肩こりや、肩の違和感などの前兆があります。

 

もし肩の不調を感じたら、肩関節を

適度に動かしたり、温めることで

症状の進行を抑えることができます。

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