皆さん、こんにちは。

今回はちょっと閑話休題のようなお話。

(え?いつも閑話だろうって・・・)
最近、患者さんとこんなお話をしていたのです。

順調に施術効果が出ていた・・はずが、またぶり返す?

腰痛の施術で来院されている患者さん。60代の男性です。

ご自宅で床掃除の為に“四つ這い”になっていて、起き上がろうとして「ズキっ」

・・掃除をするだけ、偉いってもんだと思います。

そして通院4~5回を経過して、痛みもだいぶ引いてほっとした頃合に。

寝返りで痛いと起きることもなく、椅子からもスッと立てるようになって
日常動作にそんなに不便は感じなくなって来ていました。

でも、たまに痛みが来るとのこと。それも割りと強い痛みです。本人いわく

「痛みのぶり返しが来るんだよ~」「夕方とか夜、痛くなるんだよ」

つまり、一日の最後の方に身体が(痛めた腰)悲鳴を上げてるんです。

お話を伺っても、そんなに無茶な行動はしていませんでした。

買い物ついでの散歩、家の掃除のお手伝い、部屋でTVを観ながら体操

さほどきつい行動は無いようですが・・・と、ここでふと気が付きました

ラクに履けるからといって、身体にラクなものではない

来院された履き物・・・ぺったんこのサンダルでした。

しかもかなりの年季もので、形は崩れて、所々が切れてたり。

これでは正しい歩き方が出来ない・・ということは!?

『〇〇さん、たぶん原因はこれだと思いますよ』

とここでお話させていただきました。

サンダル(若い方はクロックスが多いですね)は簡単に履けますね。

ちょっと近所なら手軽に履いて出かけられて便利です。
でもサンダルですと【踵から着地して親指で地面を蹴って進む】という本来の歩き方がしにくいのです。

なぜなら「途中で脱げちゃうから」

脱げないためには、指先を反らせてサンダルが「引っかかる」ようにして歩く必要が出てくるのです。

すると、正しい歩き方も“正しい立ち方”も出来なくなってしまいます。

この方は足の小指側にばかり重心が掛かってました。

また足の指が浮きがちで、踵よりに体重が乗ってました。

重心が後ろに偏るから、お尻や腰にも負担が掛かります。

だから午後~夕方、一日の終わりになると筋肉や関節の負担が積み重なって、痛みを感じていたのです。

まずやってもらった“簡単なこと”

「えー、歩き方とか気にしたことないよー」

と〇〇さんも仰っていましたが、ほとんどの方は同じだと思います。

そこで、〇〇さんにお願いしたこと。簡単なんです。

『お家のなかで、スリッパ禁止』です。

裸足(靴下はOKです)で立って、歩いて・・正しい足の使い方にしてもらいます。

ちゃんと体重が足の裏に載るように。足の指にも力が掛かるように。

そして外出時も『しばらくサンダル・つっかけの類は禁止』

面倒ですがちゃんと靴を履いて、ここでも正しい歩き方をしてもらいました。

その結果、夕方頃の腰・お尻の痛みは格段に減ってきました。

ご本人も「サンダルよりスタスタ歩けて、こっちの方が良かったね」とのこと。

お家の中では素足で過ごされているようです。

立ち方・歩き方を見直しましょう

ダラダラと長くなってしまったので、簡単に締めましょう(笑

身体の軸が真っ直ぐ正しいなら、腰や脚の筋肉も最小限の負担になります。

ですが重心がブレて間違った掛かり方をしていると、偏った場所に無理がかかり

その結果、痛みが生じたり怪我に繋がったりします。

足や履き物に目を向けることは少ないですが、足は人間が地面と接しているところです。

そこから正しく使う事で、身体を良い状態にしてあげたいですね。