こんにちは。
東戸塚 あすなろ整体院
院長の登倉です。
「今朝、洗濯していたときに急に背中が痛くなって・・」
と急患の問合せが入りました。
午後の早いうちにご案内できる予約枠があったので
そのお時間に合わせてご来院頂きました。
「大きく息を吸うのも痛くって・・」
「体を捻ったり、後ろに反ったりも痛いです」
(画像はイメージです)
という状態でした。
検査してみて、骨に異常は見られないので
当院でそのまま施術の対応をして
痛みも治まって、ご帰宅されました。
今回の症状は
【肋間神経痛】(ろっかんしんけいつう)
を疑い、治療をしました。
その【肋間神経痛】について
記述したいと思います。
文字の通りに書くと
【肋間】=肋骨の間(あばら骨の間ということ)
に起きる神経痛という事です。
肋骨はイメージできると思います。
(画像はお借りしました)
この肋骨の間には神経が通っていて
何らかの原因で、その神経が圧迫されたり
損傷を受けると、痛みが発生します。
痛みは、肋骨に沿って起きることが多く、そのため
「背中から脇腹にかけて痛い」
「脇腹から胸に痛みが走る」
などと訴える事があります。
今回の方は、洗濯物を干している最中に
右の背中から脇腹に痛みが起きました。
(画像はイメージです)
肋骨の周りの筋肉が固いことに加え
『背中が丸まった』姿勢が
クセになっていることもあり
肩甲骨の動きも制限がありました。
ご本人曰くの『運動不足かな・・』
今回の治療は
腰から背中の筋肉の調整と
肋骨の調整をしました。
治療後は、深呼吸も痛みなく行え
腕の動きにも痛みは発生しませんでした。
注意!:
肋間神経痛について
「痛みがどんどん強くなっている」
「ビリビリした痛みが、徐々に拡がっている」
など、症状が引かない、もしくは悪化している時は
(画像はイメージです)
肋骨のヒビや骨折のほか
『帯状疱疹(たいじょうほうしん)』という
ウィルス性の病気の可能性もありますので
医師の診察を受けましょう。
今回の患者さんは「自覚アリ」
との事ですが、肋間神経痛にならない為にも
・筋肉が固くなるのを防ぐ
・肩甲骨をしっかりと動かす
・体の柔軟性を保つ
ことが必要です。
肩甲骨を動かすのは難しそうですが
タオルを使った体操は
簡単に取り入れられると思います。
タオルを両手に持ち『バンザイの姿勢』をします。
①バンザイのまま、体を前に屈めて行きます。
戻したら、次は後ろに反りましょう。
②バンザイのまま、左右に身体を倒します。
脇腹を伸ばしている感じです。
(画像はイメージです)
③体の前に腕を伸ばした姿勢で、タオルを持ちます。
腕を真っ直ぐ伸ばしたまま、左右に体をひねります。
自宅で、タオルを持って出来るので
家事の合間などにやってみると良いでしょう。
今回お読みいただいた【肋間神経痛】は
聞きなれない症状かもしれませんが
日常でも起こりうる症状でもあります。
上述したように、体操やストレッチ
軽い運動の習慣などで防げますので
是非取り入れてみてください。
「自分だと上手くストレッチが出来ない」
「姿勢なども1回、ちゃんと整えてみたい」
などご希望ご要望のある方は
『骨盤矯正』 『猫背の矯正』などお勧めです。
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腰痛・肩コリの改善などにも効果があります。
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TEL:045-392-8921
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