横浜市戸塚区の整体院。JR東戸塚駅 徒歩3分。1年以上「ぶり返す」しつこい腰痛にお悩みの方へ

坐骨神経痛

東戸塚の整体院が解説 足首の痛みとテニス継続の両立法

運動好きを悩ませる足首の痛み

好きなスポーツを諦めたくない方へ

週に一度のテニスが楽しみなのに、足首の痛みで思うようにプレーできない。階段を降りるときに体重をかけると痛みが走る。歩き出しの一歩目が辛い。そんな悩みを抱えながらも、運動を続けたいと願う方は少なくありません。

運動不足解消のために始めたスポーツが、古傷の痛みで続けられなくなるのは本当に辛いことです。マッサージに通っても、お風呂で温めても、一時的に楽になるだけで根本的な解決には至らない。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

足首の痛みは、単なる局所的な問題ではなく、体全体のバランスや動きの連鎖によって引き起こされていることがほとんどです。だからこそ、痛む場所だけを揉むのではなく、体の構造から見直すアプローチが必要になります。

なぜ足首の痛みは慢性化するのか

足首は体重を支える重要な関節であり、歩く、走る、跳ぶといったあらゆる動作の起点となります。そのため、一度痛めると完全に安静にすることが難しく、使いながら治さなければならないという特徴があります。

さらに、足首の痛みには必ず原因があります。肉離れやねんざといった明確なきっかけがある場合もあれば、日常的な体の使い方の癖が積み重なって痛みを引き起こしている場合もあります。特に、足の外側に体重がかかりやすい歩き方をしている方は、足首周辺の筋肉や腱に負担が集中し、慢性的な痛みへとつながりやすいのです。

T様が抱えていた足首の悩み

肉離れの古傷が残した影響

東戸塚にお住まいのT様は、40代の会社員の方です。週に一度のテニスを楽しみにされていましたが、数年前にふくらはぎの肉離れを経験されて以来、左足首の痛みに悩まされていました。

歩き出すときに体重をかけると痛みが走り、階段の昇り降りも辛い状態でした。通勤で毎日6000歩から7000歩ほど歩かれるT様にとって、この痛みは日常生活の質を大きく下げるものでした。

テニスは中学・高校時代にバレーボールをされていたT様が、社会人になってから始められたスポーツです。ネットスポーツの経験を活かし、運動不足解消のために週一回のペースで続けてこられました。しかし、肉離れをしてからはペースを落とし、痛みをこらえながらのプレーが続いていたのです。

膝のパキパキ音という悩み

T様のもう一つの悩みが、左膝から鳴るパキパキという音でした。特に夕方、会社のフロアを歩くときや駅の連絡通路を歩くときに、一歩ごとにパキッパキッと音が鳴ってしまうのです。

「他の人にも聞こえているのではないか」「エレベーターホールのような静かな場所では特に恥ずかしい」と、T様はこの音による心理的なストレスも抱えていらっしゃいました。

膝の音について、T様は「軟骨が減っているのではないか」という不安も感じておられました。しかし、音が鳴るだけで特に痛みはなく、病院に行くほどでもないと感じて、そのままにされていたのです。

来院のきっかけと決断

このままではテニスを諦めることになる

T様が当院への来院を決められたのは、「このままでは大好きなテニスを諦めなければならなくなる」という危機感からでした。

以前、腰痛がひどかったときはテニスを半年間休まれたことがありました。しかし今回は、半年休んだところで根本的に治るとは思えない。むしろ、体の使い方そのものに問題があるのではないかと感じておられたのです。

スーパー銭湯の足裏マッサージを受けたり、お風呂に長く浸かったりと、ご自身でできるケアは試されていました。T様は温泉がお好きで、日帰り温泉に行かれた際は何度も入浴して体を温めることを心がけておられました。しかし、それでも痛みは改善せず、むしろ徐々に悪化しているように感じられたそうです。

専門的な施術で根本から治したい

LINEでのお問い合わせをいただいた際、T様は「膝の痛み」とご相談内容を書かれていました。しかし、詳しくお話を伺うと、実際には足首の痛みが主訴で、膝の音も気になっているという状況でした。

「体重をかけて歩き出すときが一番辛い」「階段も厳しい」というお言葉から、日常生活にかなりの支障が出ていることが分かりました。そして何より、「テニスを続けたい」という強い思いが伝わってきました。

T様は、マッサージやリラクゼーションではなく、体の構造から問題を解決してくれる専門的な施術を求めておられました。そして、スポーツを続けながら治療できる方法を探しておられたのです。

初回カウンセリングでの発見

体の使い方の癖を見つける

カウンセリングでは、まずT様の足の状態を詳しく観察させていただきました。スリッパを脱いでいただき、立った状態での足の向きや体重のかかり方を確認します。

T様の場合、明らかに足の外側、特に小指側に体重がかかりやすい立ち方をされていました。くるぶしの位置を見ると、右足よりも左足の方が若干低くなっており、左足により負担がかかっていることが分かります。

足裏全体でしっかりと体重を支えられれば良いのですが、外側に偏って体重がかかると、足首には常にストレスがかかり続けます。体重がかかるたびに足首がわずかにグラつくような状態になり、それが積み重なることで痛みへとつながっていくのです。

肉離れの本当の原因

肉離れというと、激しい運動中に突然起こる怪我というイメージがあります。しかし実際には、肉離れを起こす前から体には何らかの問題が潜んでいることがほとんどです。

T様の場合も、肉離れを起こした原因は単なる偶然ではなく、足首のバランスの悪さにあったと考えられます。足首がグラつきやすい状態で、テニスのフットワークのような素早い動きを繰り返していれば、ふくらはぎの筋肉には過度な負担がかかります。

そして、肉離れを起こした後も、その根本原因である足首のバランスは改善されないまま。だからこそ、肉離れは治ったはずなのに足首の痛みが残り、さらには膝にまで影響が及んでいるのです。

膝の音の正体

膝から鳴るパキパキという音について、T様は「軟骨が減っているのではないか」と心配されていました。しかし、関節の音のほとんどは、軟骨の問題ではありません。

膝関節の中には潤滑用の関節液が満たされています。膝を動かすときに関節内の圧力が変化すると、関節液の中に微小な気泡が発生します。この気泡が弾ける音が、パキパキという音の正体なのです。

ただし、なぜ気泡が発生しやすくなっているのかというと、それは膝関節にかかる圧力が高くなっているからです。T様の場合、足の外側に体重がかかる癖があるため、膝の外側の関節にも負担が集中していました。膝関節の内側と外側の隙間を確認すると、外側の方が広くなっており、関節が傾いていることが分かりました。

施術方針の決定

足元から全身を整える運動連鎖のアプローチ

T様への施術方針は、足元のバランスを整えることから始めることにしました。これは、整形外科医が確立した運動連鎖という理論に基づくアプローチです。

運動連鎖とは、体のある部分の動きや歪みが、隣接する関節や筋肉へと連鎖的に影響を及ぼすという考え方です。足首の僅かな傾きが、膝の位置を変え、股関節の動きに影響し、最終的には骨盤や腰にまで影響を及ぼします。

T様の場合、足の外側に体重がかかる癖が、足首のストレスを生み、それが膝の関節圧を高め、さらにはふくらはぎの筋肉への過度な負担へとつながっていました。だからこそ、痛みのある足首だけを治療するのではなく、足元から骨盤まで、体全体のバランスを整える必要があったのです。

使いながら治す現実的なプラン

もう一つ重要だったのが、「テニスを完全に休まなくても治療できる」という方針です。以前、腰痛のときにテニスを半年休まれたT様にとって、また長期間スポーツを休むことは避けたいことでした。

完全に安静にすれば治りは早いかもしれません。しかし、私たちは日常生活で必ず歩かなければなりませんし、T様のように運動を生活の一部にされている方にとって、それを完全に止めることは現実的ではありません。

そこで、週一回のテニスは続けながら、日常生活での体の使い方を改善し、施術で体のバランスを整えていくという方針を立てました。痛みが完全に消えるまでには3回から4回の施術が必要になること、そして自宅でのセルフケアも併用していただくことをご説明しました。

初回施術の内容

足の長さと膝関節のチェック

施術はまず、仰向けに寝ていただいた状態で、足の長さを確認することから始めました。左右の足の長さが大きく違う場合、歩き方に問題がある可能性が高いからです。

T様の場合、右足が若干短く見えましたが、その差は2ミリから3ミリ程度でした。これは正常範囲内で、完全に左右対称の体を持つ人はほとんどいません。歩き方に大きな問題がある方の場合、1センチ以上の差が出ることもありますが、T様はその点では問題ありませんでした。

次に、両膝を立てていただき、膝のお皿の周りを触診していきます。膝のお皿の下には半月板という軟骨があり、この半月板の隙間を確認することで、膝関節にかかる圧力のバランスが分かります。

T様の膝は、やはり内側よりも外側の隙間の方が大きくなっていました。これは、外側に体重がかかる癖によって、膝関節が外側に傾いていることを示しています。

膝裏と外側の筋肉をほぐす

膝の裏側には、太ももの筋肉とふくらはぎの筋肉をつなぐ腱が通っています。この腱が硬くなっていると、膝の動きが制限され、関節への負担も増えます。

T様の膝裏を触診すると、特に外側の腱が硬くなっていました。内側と比べると明らかに硬く、コリコリとした感触がありました。

膝裏の筋肉をグリグリとほぐしていくと、T様は「そこ、コリップするんです」とおっしゃいました。普段から外側の筋肉に力が入りやすく、疲労が溜まっている状態だったのです。

私たちの体は、硬くなった筋肉に引っ張られてしまいます。外側の筋肉が硬いと、体全体が外側にねじれていくような力がかかります。そして、内側の筋肉は常に引っ張られて伸ばされた状態になり、その緊張が肉離れのリスクを高めるのです。

足首から膝への調整

次に、足首からふくらはぎにかけての調整を行いました。足首の位置を少し外に出し、膝を内側に締めるようにして、外側に偏っていた体重バランスを中央に戻していきます。

この調整は少し痛みを伴うことがあるため、T様に「痛かったら教えてください」とお声がけしながら進めました。

調整後、もう一度足を伸ばしていただくと、先ほどまでコリコリしていた膝裏の筋肉が柔らかくなっているのが分かります。硬くなっていた外側の筋肉を内側に散らすことで、筋肉が休める状態になったのです。

股関節とお尻の筋肉へのアプローチ

足首と膝のバランスを整えたら、次は股関節とお尻の筋肉へとアプローチしていきます。足の軸をしっかりと中心に締めていくためには、股関節周りの筋肉も整える必要があるからです。

T様は普段、マッサージなどはあまり受けられないとのことでしたが、温泉がお好きで、30分ほどお湯に浸かられることもあるそうです。お風呂で体を温めることは、筋肉の緊張をほぐすために非常に効果的です。

ただし、お酒を飲まれる習慣がある方の場合、少し注意が必要です。アルコールは肝臓で分解されるため、体の回復機能が肝臓に集中してしまいます。そのため、関節の炎症の修復などが遅くなることがあります。

とはいえ、砂糖の方が体の回復には悪影響を及ぼします。甘いものを好む方の場合、痛みが強いときは3日間ほど完全に甘いものを控えていただくこともあります。T様はお酒を飲まれますが、缶ビール1本程度とのことでしたので、特に問題はありませんでした。

施術中の会話から見えたこと

テニスへの情熱と継続への思い

施術中、T様とテニスについてのお話をさせていただきました。T様は中学・高校時代にバレーボールをされていて、社会人になってからネットスポーツとしてテニスを始められたそうです。

「バレーボールは人が集まらないとできないんです」とT様。確かに、バレーボールは最低でも6人必要ですし、練習試合をするなら12人必要です。社会人になってから継続するのは難しいスポーツです。

一方、テニスは2人いればできますし、テニススクールに通えば一人でも練習できます。そういった手軽さもあって、T様はテニスを選ばれたそうです。

「マラソンみたいにずっと走り続けるのは苦手で」とT様は笑いながらおっしゃいました。ネットスポーツは、瞬発的な動きと休憩が交互に来るため、持久力よりも瞬発力が求められます。バレーボールで培った瞬発力を活かせるのも、テニスを楽しめる理由の一つだったのです。

通勤での歩行と日常生活

T様は東戸塚から東京駅まで通勤されています。電車の乗車時間も長く、さらに東京駅では地下深くのホームから地上まで、かなりの距離を歩かなければなりません。

通勤だけで毎日6000歩から7000歩は歩くとのことで、デスクワーク中心のお仕事でありながら、かなりの歩行量があります。この通勤での歩行が、足首への負担となっていました。

特に、朝の歩き始めや階段の昇り降りで痛みが出るため、駅の階段を避けてエスカレーターを使うこともあるそうです。しかし、ラッシュ時のエスカレーターは混雑していますし、時間もかかります。「本当は階段を使いたいんですけど」とT様はおっしゃいました。

膝の音への心理的ストレス

施術中、膝の音についてもお話を伺いました。T様が特に気にされているのは、会社のフロアを歩くときや、静かな場所で音が鳴ってしまうことでした。

「一歩ごとにパキッパキッと鳴るので、周りの人にも聞こえていると思うと恥ずかしくて」とT様。確かに、オフィスの静かなフロアや、エレベーターホールのような場所では、音が響いてしまうかもしれません。

膝の音は痛みを伴わないため、病院に行くほどではないと感じる方が多いのですが、心理的なストレスは決して小さくありません。「軟骨が減っているのでは」という不安も、T様の中にはありました。

施術では、この膝の音の原因となっている関節内の圧力を下げることも目標の一つとしました。

うつ伏せでの施術

ふくらはぎと太ももの裏側

仰向けでの施術が終わったら、次はうつ伏せになっていただき、足の裏側からアプローチしていきます。

ふくらはぎから太ももの裏側にかけての筋肉は、立って歩くために常に働いている筋肉です。特に、外側に体重がかかる癖がある方の場合、ふくらはぎの外側の筋肉が硬くなりやすくなります。

T様のふくらはぎを触診すると、やはり外側が硬くなっていました。肉離れを起こされたのはふくらはぎの表側とのことでしたが、裏側の筋肉も硬く緊張していました。

膝を曲げて、ふくらはぎから太ももの裏側へと筋肉をほぐしていきます。この部分の筋肉が硬いと、膝を曲げる動作や、階段を昇る動作が辛くなります。

腰への影響も確認

T様は以前、腰痛でテニスを半年休まれたことがありました。現在は腰痛はないとのことでしたが、足のバランスが崩れていると、いずれ腰にも負担がかかってくる可能性があります。

腰を触診させていただくと、現時点では特に硬さや痛みはありませんでした。しかし、足の使い方が変わらなければ、また腰痛が再発する可能性もあります。

立ち方や歩き方が変わることで、腰周りの力みも変わります。足からしっかりと体を整えることは、腰痛の予防にもつながるのです。

足裏の重要性

足裏が硬いと足首に負担がかかる

施術の中で、T様に特にお伝えしたかったのが、足裏の重要性です。実は、ふくらはぎやアキレス腱の筋肉は、足裏へとつながっています。

足裏が硬いと、体重がかかるときのクッション機能がうまく働きません。その結果、衝撃が足首周りに直接伝わってしまい、足首への負担が増えるのです。

逆に、足裏が柔らかければ、足首の動きが素直になり、体重がかかるときの衝撃を吸収できます。足裏をケアすることは、足首の痛みを改善するために非常に重要なのです。

青竹踏みのすすめ

T様には、自宅でのセルフケアとして、足裏のマッサージをおすすめしました。昔ながらの青竹踏みが理想的ですが、最近は竹も高価になり、しっかりしたものを買うと1000円近くすることもあります。

スーパー銭湯などに行かれた際に、足裏マッサージの機械を使われるのも良いでしょう。T様は「人生に一度くらいは受けたことがあります」とおっしゃっていましたが、定期的に受けることをおすすめしました。

足裏のマッサージは、テレビを見ながらでも、お水を飲みながらでも構いません。毎日少しずつでも続けることで、足裏の柔軟性が保たれ、足首への負担が軽減されます。

施術後の変化

歩行時の足の感じ

施術後、T様に玄関まで歩いていただき、足の感じを確認していただきました。「体重をかけたときの感じはどうですか?」とお聞きすると、「だいぶ楽になりました」とのお返事をいただきました。

ただし、膝のパキパキ音はまだ残っていました。音の原因となっている部分を特定するため、もう一度施術台に上がっていただき、追加の調整を行いました。

膝の音の原因を特定

膝の音の原因を探るため、足首の動きを詳しく確認しました。足首は、多くの筋肉や腱が通過する場所です。弁慶の泣き所と呼ばれるすねの前側や、アキレス腱の奥など、様々な筋肉が足首を通って足の甲や足裏へとつながっています。

これらの筋肉が硬くなると、ギターの弦のように張り詰めた状態になり、関節を圧迫してしまいます。その結果、関節内の圧力が高くなり、パキパキという音が出やすくなるのです。

T様の場合、土踏まずの部分、特に内くるぶしの真下あたりが硬くなっていました。そしてもう一つ、外くるぶしの裏側から細い骨の裏に隠れている筋肉が、非常に硬くなっていました。

興味深いことに、肉離れを起こした内側よりも、反対側の外側の方が硬くなっていたのです。怪我をした側が硬くなりそうなものですが、実際には反対側が硬くなることで、足首全体のバランスが崩れていたのです。

追加調整で音が減少

外くるぶしの裏側の硬い筋肉をほぐし、足首の動きを調整しました。この部分は、歩き方の癖によって硬くなりやすい場所です。

調整後、もう一度歩いていただくと、「パキパキの頻度が減りました」とT様。完全に音が消えたわけではありませんが、明らかに鳴る回数が減っていました。

痛みについても、「全然ありません」とのお返事をいただきました。初回の施術としては、十分な効果が出たと言えるでしょう。

自宅でのセルフケア指導

座り方の工夫

施術後、T様には自宅や職場でできるセルフケアをいくつかお伝えしました。まず重要なのが、座っているときの足の向きです。

T様は足の外側に体重がかかりやすい癖があるため、座っているときも自然と足が外側を向いてしまいます。いわゆるガニ股のような座り方になりやすいのです。

「足を閉じて座った方がいいですか?」とT様は聞かれましたが、男性の場合、足を完全に閉じて座るのはストレスになります。無理に足を閉じる必要はありません。

代わりに、足を開いて座るのは構わないのですが、足の向きだけ少し内側に向けるようにしていただきます。足を開いたまま、つま先だけを前に向けるイメージです。

これだけで、外側に逃げていた力が内側に入ってくるため、足首周りの張り感が変わります。歩くときに意識する必要はありませんが、座っているときや立ち止まっているときに、少し意識していただくだけで効果があります。

くるぶし周りのセルフマッサージ

もう一つ、自宅でケアしていただきたいのが、外くるぶしの後ろ側です。外くるぶしから上に向かって、ふくらはぎの外側のラインをご自分でむにむにとほぐしていただきます。

膝を立てて座ると、この部分が触りやすくなります。外くるぶしの後ろ側から、膝に向かって、硬くなっている筋肉をほぐしていきます。

そしてもう一つが、土踏まずです。足裏の内側、土踏まずのアーチの部分をマッサージしていただきます。

この2つの部分、外くるぶしの後ろ側と土踏まずのバランスを取ることで、パキパキ音の出る頻度が下がっていきます。できれば毎日、お風呂上がりなどにケアしていただくことをおすすめしました。

今後の治療計画

1週間後の再診を推奨

理想的には、1週間後にもう一度来院していただき、体の変化を確認したいところでした。外側に偏っていた体重バランスがどのくらい中心に戻っているのか、それともまた外側に戻ってしまっているのかを確認する必要があります。

ただし、初回の来院が9月13日で、翌週は5連休でした。T様もご予定があるかもしれませんし、無理に連休中に来ていただく必要はありません。

もし連休中に来院が難しければ、9月中にもう一度来ていただければと思います。体の反応を見ながら、2週間に1回のペースで良いのか、それとも最初の3回から4回は1週間ごとに来ていただいた方が良いのかを判断していきます。

3回から4回で日常生活は改善

痛みの改善については、「3回から4回の施術で、歩くときの痛みは落ち着くと思います」とT様にお伝えしました。

ただし、足は必ず使わなければならない部位です。車椅子にでもならない限り、完全に安静にすることはできません。使いながら治すため、どうしても治療はゆっくりとしたペースになります。

それでも、体の使い方が変わり、足元のバランスが整ってくれば、痛みは確実に軽減していきます。そして、痛みが軽減すれば、テニスももっと楽しめるようになるはずです。

食事面でのアドバイス

治療期間中、特に痛みが強い日があった場合は、食事にも少し気をつけていただくようお伝えしました。

アルコールは肝臓で分解されるため、体の回復が少し遅くなることがあります。ただし、T様の飲酒量は缶ビール1本程度とのことでしたので、特に問題はありません。

それよりも注意していただきたいのが、甘いものです。砂糖は体の炎症を長引かせる作用があります。もし、足首の痛みが強い日や、ふくらはぎがつりそうな日があった場合は、その日だけでも甘いものを控えていただくと良いでしょう。

フルーツも果糖が多いため、痛みが強いときは控えめにしていただくことをおすすめします。

スポーツと治療の両立

テニスは続けながら治療できる

T様にとって何より重要だったのが、「テニスを続けながら治療できる」という点でした。以前、腰痛のときに半年間テニスを休まれた経験があるT様にとって、また長期間スポーツを休むことは避けたいことでした。

週1回のテニスは、T様にとって運動不足解消のための大切な習慣です。40代になると、意識的に運動する機会を作らなければ、どんどん体力が落ちていきます。

テニスを休んでしまえば、足首の痛みは改善するかもしれません。しかし、運動習慣が途切れてしまい、再開するのが難しくなることもあります。だからこそ、スポーツを続けながら、体を整えていくアプローチが必要なのです。

痛みと上手に付き合いながら

とはいえ、治療中は痛みと上手に付き合っていく必要があります。テニスをした後に痛みが強く出る場合は、プレーの強度を少し落としていただくか、プレー時間を短くしていただくこともあります。

また、テニスの前後にはしっかりとストレッチを行い、プレー後は足裏や外くるぶし周りのセルフマッサージを念入りに行っていただきます。

痛みが強い日は無理をせず、でも完全に運動をやめるのではなく、体の状態に合わせて調整していく。そうした柔軟な対応が、スポーツを長く続けるためには大切です。

長期的な目標は再発防止

そして、最終的な目標は、痛みを取ることだけではありません。もう二度と同じような痛みを繰り返さないよう、体の使い方そのものを変えていくことが目標です。

足の外側に体重がかかる癖が直れば、足首への負担は減ります。膝の関節圧も下がり、パキパキという音も出なくなります。そして、腰への負担も減り、腰痛の再発も防げます。

体の使い方を変えるには時間がかかりますが、一度正しい使い方が身につけば、それは一生の財産になります。T様には、そうした長期的な視点で、治療に取り組んでいただきたいと思います。

同じような悩みを持つ方へ

古傷の痛みは放置しても治らない

T様のように、過去の怪我が原因で慢性的な痛みを抱えている方は少なくありません。ねんざや肉離れといった怪我は、一見治ったように見えても、実は完全には治っていないことがあります。

特に、怪我をした後も体の使い方が変わらなければ、同じ場所に負担がかかり続け、慢性的な痛みへとつながっていきます。

「もう何年も前の怪我だから」「病院では異常なしと言われたから」と諦めてしまう方もいますが、体の使い方を見直し、バランスを整えることで、長年の痛みが改善することは十分にあり得るのです。

運動を諦める前にできること

「痛いから運動をやめる」という選択は、一見正しいように思えます。しかし、運動をやめてしまうと、筋力が落ち、体のバランスも崩れ、かえって痛みが悪化することもあります。

特に、40代以降の方にとって、運動習慣を維持することは健康寿命を延ばすために非常に重要です。好きなスポーツを諦めてしまうのは、とてももったいないことです。

痛みがあっても、体の使い方を見直し、適切な治療を受けることで、スポーツを続けられる可能性は十分にあります。諦める前に、まずは専門家に相談してみることをおすすめします。

足首の痛みを根本から改善するために

痛む場所だけを治療しても不十分

足首が痛いからといって、足首だけをマッサージしても、根本的な解決にはなりません。なぜなら、足首の痛みの原因は、多くの場合、足首以外の場所にあるからです。

足の裏の硬さ、膝のバランス、股関節の動き、骨盤の傾き。これらすべてが連鎖的に影響し合い、最終的に足首に痛みとして現れます。

だからこそ、足元から骨盤まで、体全体のバランスを見直すアプローチが必要なのです。運動連鎖の理論に基づき、体の構造から問題を解決していくことで、痛みの根本原因にアプローチできます。

27年の臨床経験が支える確かな技術

当院では、27年の臨床経験を持つ国家資格者が、一人ひとりの体の状態を丁寧に見極め、最適な施術を提供しています。

のべ6万回以上の施術を通じて、様々な症状に対応してきた経験があります。足首の痛みだけでなく、膝の音、腰痛、肩こりなど、体の様々な不調を、体の構造から見直すアプローチで改善へと導いてきました。

スポーツを続けながら治療したい方、長年の痛みを諦めていた方、病院では異常なしと言われたけれど痛みが続いている方。そうした方々に、当院の施術を受けていただきたいと思います。

よくある質問

施術は痛いですか?

施術の中には、硬くなった筋肉をほぐす際に多少の痛みを伴うものもあります。ただし、我慢できないほどの痛みではなく、「痛気持ちいい」程度の刺激です。痛みに弱い方には、力加減を調整しながら施術を進めますので、遠慮なくお伝えください。

何回くらい通えば良いですか?

症状の程度や、どのくらい改善したいかによって異なりますが、多くの場合、3回から4回の施術で日常生活での痛みはかなり軽減します。その後、月に1回から2回のメンテナンスで、良い状態を維持していくことをおすすめしています。

スポーツは続けても大丈夫ですか?

基本的には、スポーツを続けながら治療していくことが可能です。ただし、痛みが強い場合は、一時的に強度を落としていただくこともあります。体の状態に合わせて、無理のない範囲で運動を続けていただくことが、長期的には最も効果的です。

保険は使えますか?

当院の施術は、根本的な体のバランス改善を目的としているため、保険適用外となります。料金については、初回カウンセリング時に詳しくご説明いたします。

予約は必要ですか?

はい、当院は完全予約制となっております。お電話またはLINEにてご予約ください。初回の方は、カウンセリングの時間を十分に取るため、余裕を持ってご予約いただくことをおすすめします。

どんな服装で行けば良いですか?

施術は、動きやすい服装で受けていただくのが理想です。ジーンズやスカートよりも、ジャージやスウェットのような柔らかい素材の服装をおすすめします。着替えが必要な場合は、施術前にお着替えいただけます。

駐車場はありますか?

専用駐車場はございませんが、近隣にコインパーキングがいくつかあります。お車でお越しの際は、そちらをご利用ください。当院はJR東戸塚駅東口から徒歩約3分の場所にあり、電車でのアクセスも便利です。

まとめ

痛みを我慢せず、早めの相談を

足首の痛みや膝の音は、放置していても自然に治ることは少ない症状です。むしろ、時間が経つにつれて悪化し、最終的には大好きなスポーツを諦めなければならなくなることもあります。

痛みを我慢し続けるのではなく、早めに専門家に相談することで、より早く、より確実に改善へと向かうことができます。

体の使い方を見直すチャンス

痛みは、体からのサインです。「今の体の使い方には問題がありますよ」と、体が教えてくれているのです。

このサインを無視せず、体の使い方を見直すことは、今後の人生をより健康に、より快適に過ごすためのチャンスでもあります

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