朝起きた瞬間、アキレス腱が痛くて一歩目が踏み出せない」
「座っていて立ち上がるとき、必ず痛みが走る」
「整形外科に行っても『アキレス腱炎でしょう』と言われるだけで、根本的な解決策が見つからない」
こんな悩みを抱えていませんか?
実は、アキレス腱の痛みは「アキレス腱そのもの」だけに原因があるわけではありません。多くの場合、足首の使い方や体重のかけ方といった「体の癖」が根本原因となっているのです。
今回は、5月から続くアキレス腱の痛みに悩まされていたK様の実例をもとに、あすなろ整体院でどのように根本改善へと導いたのか、その全貌をお伝えします。

アキレス腱痛が続く本当の理由
痛みの場所だけを見ても解決しない
アキレス腱が痛いとき、多くの方は「アキレス腱に問題がある」と考えます。確かに間違いではありません。しかし、なぜアキレス腱に負担がかかり続けているのか、その「根本原因」を見つけなければ、痛みは何度でも繰り返します。
K様も12年前に一度、靴が原因でアキレス腱の痛みを経験されていました。その時は靴を変えることで改善したものの、今回は明らかな原因が見当たらないまま、5月頃から朝の痛みが始まり、6月には毎日痛むようになっていました。
「朝起きた時に痛いのはもちろん、しばらく座っていた後に立ち上がる時、バシッとは絶対に動けない。少しずつ歩き出して、痛みが和らぐまで時間がかかる」
このように、動き始めの痛みが特徴的でした。整形外科を受診しても「アキレス腱炎でしょう」と診断されるだけで、ストレッチを勧められるものの、根本的な改善には至らなかったのです。
体重のかけ方が痛みを生み出す
当院でK様の体を詳しく分析したところ、座っている姿勢を見ただけで「重心のかけ方が傾いている」ことが分かりました。具体的には、かかとが外側に傾く癖があったのです。
本来、かかとは足首の真下にまっすぐ位置すべきですが、K様の場合は小指側に体重が流れやすく、かかとも外側に倒れていました。この状態では、アキレス腱の繊維がまっすぐ走らず、ねじれた状態で引っ張られ続けます。
結果として、アキレス腱には常に不自然な負荷がかかり、朝の一歩目や座位からの立ち上がり時に痛みが走るのです。
外反母趾や靴の影響も見逃せない
さらにK様には外反母趾の傾向もありました。足の指が浮きやすく、小指・薬指側に重心がかかりやすい状態です。
加えて、6月に痛みが悪化したきっかけとして、「ゆるい靴を履いて歩きすぎた」というエピソードがありました。インソールが抜けている状態で、足首が固定されないまま長時間歩いたことで、アキレス腱への負担が一気に増したのです。
このように、アキレス腱の痛みは「アキレス腱だけの問題」ではなく、足首の使い方、体重のかけ方、靴の選び方、さらには日常の座り方まで、複合的な要因が絡み合って生じていたのです。
K様が抱えていた日常生活の困りごと
朝の一歩目が怖くて目覚めが憂鬱
「朝起きた時、足を床につけるのが怖い」
K様はこう語っていました。目が覚めても、ベッドから降りる瞬間に必ず痛みが走るため、朝の目覚めが憂鬱になっていたのです。
痛みは後ろのアキレス腱の下、かかとの付け根あたりに集中していました。最初の数歩は特に痛く、しばらく歩いているうちに少しずつ和らぐものの、完全には消えません。
座っていても立ち上がる度に痛む
在宅ワークが中心のK様にとって、さらに困っていたのが「座位からの立ち上がり時の痛み」でした。
「5分くらいなら平気だけど、10分くらい座っていると痛い。立ち上がって動き出す時、必ず痛みが走る」
仕事中、トイレに立つ時、お茶を入れに行く時、その度に痛みと向き合わなければならず、集中力も削がれていました。
移動や外出も億劫に
バスや電車での移動も辛い時間でした。短時間座っていただけでも、乗り換えで立ち上がる時に痛みが出ます。
「明らかにしばらく座っていて、乗り換えで移動する時にちょっと痛いけど、歩いているうちに痛くなくなる」
このように、痛みは動き始めに強く出て、徐々に和らぐという特徴がありました。しかし、和らぐまでの時間が苦痛であり、外出自体が億劫になっていたのです。

当院のカウンセリングで見えた根本原因
座っているだけで分かる体の癖
K様が来院され、施術ベッドに座っていただいた瞬間、私は「重心のかけ方が傾いている」ことに気づきました。
「座っていて分かるんですか?」
K様は驚かれていましたが、長年の臨床経験から、座位での姿勢、足の置き方、体重のかかり方を見れば、その方の体の使い方の癖が見えてきます。
実際、K様の靴底を確認すると、やはり外側が大きく削れていました。「絶対外側が削れて、こうなるんじゃない?」とお伝えすると、「そうなんです」と納得されていました。
かかとの傾きがアキレス腱をねじる
仰向けになっていただき、足の長さや筋肉の張り方を詳しくチェックしました。
左右の足の長さに極端な差はありませんでしたが、気になったのは「小指、薬指側に重心がかかりやすいこと」と「指が浮きがちなこと」でした。
さらに、膝を立てて膝下のくぼみの高さを確認すると、左側は外側が大きく下がっていました。これは、外側の筋肉が常に緊張し、引っ張られている証拠です。
膝裏の筋肉を触ると、外側に硬いゴリゴリとした張りがありました。「痛い」とK様も反応されるほどです。
この外側の筋肉の硬さが、かかとを外側に引っ張り、アキレス腱をねじるように負担をかけていたのです。
在宅ワークの座り方も影響
さらに詳しくお話を伺うと、在宅ワークで使っている椅子は高めで、足の裏が床にビタッとつかず、つま先立ちになる癖があることが分かりました。
「それも多分、一つ原因だと思います」
つま先立ちになると、かかとが浮き、体重は小指側にかかります。この姿勢が長時間続くことで、外側の筋肉がさらに硬くなり、アキレス腱への負担が増していたのです。
また、K様は無意識に足を組んだり、内股気味に座ったりする癖もありました。これらの座り方も、骨盤や股関節のバランスを崩し、最終的にアキレス腱への負担につながっていました。
足元から整える当院の施術アプローチ
まずは足首とかかとの矯正から
当院の施術は、痛みのある場所だけを揉むのではなく、「なぜその場所に負担がかかるのか」という根本原因にアプローチします。
K様の場合、まず最優先で行ったのが「足首とかかとの矯正」でした。
仰向けの状態で、足首周りの筋肉を丁寧にほぐし、かかとが外側に傾かないよう、内側に入れる感覚を骨格に刻み込んでいきます。
「ちょっと内側に絞ったんですけど、こうすると痛みが出ますか?」
施術後、K様に足首を動かしていただくと、「さっきより痛くない。かなり楽になってます」との反応がありました。
体の筋肉の緊張が抜け、かかとが正しい位置に収まることで、アキレス腱への負担が一気に軽減されたのです。

骨盤と股関節の調整で全身バランスを整える
足首だけでなく、骨盤や股関節の調整も重要です。
K様には臼蓋形成不全の既往があり、腰痛も時折出ていました。骨盤が開きやすく、不安定な状態だったため、お尻や腰回りの筋肉が常に緊張していました。
足元の歪みが骨盤に影響し、骨盤の歪みが腰痛を引き起こす。そして腰をかばうことで、さらに足元に負担がかかる。この悪循環を断ち切るため、骨盤と股関節もしっかりと調整しました。
股関節のストレッチと骨盤の矯正を同時にかけることで、体の中心部が安定し、足元への負担が分散されます。
ふくらはぎと膝裏の筋肉をほぐす
アキレス腱の痛みに直結しているのが、ふくらはぎと膝裏の筋肉の硬さです。
K様の場合、特に外側の筋肉が硬く、ゴリゴリとした張りがありました。この硬さを放置すると、いくら足首を矯正しても、すぐに元の悪い状態に戻ってしまいます。
うつ伏せになっていただき、ふくらはぎの深層筋までしっかりとアプローチしました。表面だけでなく、奥の筋肉の集合体までほぐすことで、アキレス腱への引っ張りが緩和されます。
「アキレス腱のこの辺をちょっとほぐしたいっていうのもそうなんですけど、このふくらはぎ自体を柔らかくしてあげるとやっぱりいいですね」
施術後、K様は「朝来た時とかにすごい張ってるなっていう感覚はすごくあります」と、ご自身でも硬さを自覚されていました。
施術後に実感した変化
立ち上がり時の痛みが激減
施術後、K様に立ち上がっていただくと、「あんまり痛くない」との反応がありました。
「ちょっと歩き出したので、左はあんまり痛くない」
施術前は座位から立ち上がる度に必ず痛みが走っていましたが、施術直後から明らかに痛みが軽減していたのです。
足の動きがスムーズに
足首を動かしていただくと、可動域が広がり、動きがスムーズになっていました。
「さっきと同じくらいですか? あんまり痛くないですか?」
「さっきより大きく動かせるし、痛みも少ないです」
体の筋肉の緊張が抜け、正しい位置に骨格が収まることで、足首本来の動きを取り戻せたのです。
体全体が軽くなった感覚
K様は「体全体が軽くなった感じがします」ともおっしゃっていました。
アキレス腱の痛みだけでなく、腰や股関節、膝裏の張りも同時に解消されたことで、体全体のバランスが整い、軽やかさを実感されたのです。

日常生活で意識すべきセルフケア
座り方を変えるだけで痛みが変わる
施術後、K様にお伝えした最も重要なセルフケアが「座り方」です。
在宅ワーク中、椅子に座る時は以下を意識していただくようお願いしました。
足の裏が床にビタッとつくように浅めに座る
つま先立ちにならないよう、足裏全体を床につけます。
膝の位置よりもかかとを内側に入れる
少し内股気味に座ることで、外側に流れる重心を内側に戻します。
この姿勢を1分キープ、1時間に1回行う
最初は慣れないため、1分程度でOKです。トイレ休憩の前後など、こまめに行うことで、体に正しい座り方を覚えさせます。
「頑張れれば1分でいいです。この座り方を1日何回でもいいです」
K様には、この座り方を習慣化していただくようお伝えしました。実際、施術後にこの座り方を試していただくと、「マシですね」と筋肉の張り方が変わることを実感されていました。
スリッパの履き方にも注意
自宅でスリッパを履く習慣があったK様ですが、スリッパは足の指を浮かせる原因になります。
本来、足の指は地面を掴むように下に向かって使うべきですが、スリッパを履くと脱げないよう無意識に指を上げてしまいます。これが「浮き指」を悪化させ、外反母趾や重心の偏りにつながります。
「理想は素足、靴下のままで」
とお伝えし、キッチンなど怪我のリスクがある場所以外では、なるべく素足で過ごすことを推奨しました。
甘いものと痛みの意外な関係
K様は甘いものが好きで、毎日何かしら食べる習慣がありました。自分でスイーツを作ることもあるほどです。
実は、砂糖は体を硬くし、痛みを長引かせるという事実があります。
「甘党の僕が言うのもなんですけれども、砂糖が体を固くします」
これは老若男女問わず、私の臨床経験上100%当てはまります。特に痛みが強い時期は、1〜2日砂糖をカットするだけで、痛みの疼き方が減るのです。
K様には、「痛みが落ち着くまで、なるべく甘いものを控えてみてください」とお伝えしました。料理に使う砂糖も、可能であればみりんに置き換えるなど、工夫をお願いしました。
筋トレより先に骨格を整える理由
筋肉をつける前に正しい位置に戻す
K様は「歩くのが好きで、筋力をつけた方がいいと思っている」とおっしゃっていました。
確かに筋力は大切ですが、順番が重要です。
「筋肉が必要なんですけど、順番が後なんです」
例えば、猫背の方が背筋を鍛えても、猫背の姿勢のまま筋肉がつくため、かえって猫背が強調されてしまいます。
K様の場合も、外側に重心がかかる癖のまま筋トレをすると、外側の筋肉ばかりが発達し、アキレス腱への負担がさらに増す可能性があります。
まずは骨格を正しい位置に整え、その上で筋肉をつける
この順番を守ることで、正しいバランスで筋肉がつき、痛みを繰り返さない体が作られるのです。
歩く時期も見極める
「今は歩くとちょっと暑いですけれど、例えば暑いこの夏の間はあんまり無理せずにしっかり体を作っておいて、お彼岸とか、陽気が落ち着いてきたら、例えば歩く時間を作ってみる」
このように、K様には焦らず、まずは体の土台を整えることを優先していただくようお伝えしました。

よくある質問
Q1. 施術後、どのくらいで痛みは完全に消えますか?
個人差がありますが、K様のように2〜3ヶ月続いていた痛みの場合、1回の施術で大幅に軽減することが多いです。ただし、体の癖は長年かけて作られたものなので、完全に定着させるには数回の施術と日常のセルフケアが必要です。
Q2. 自宅でできるストレッチはありますか?
ふくらはぎのストレッチや、大腿二頭筋のストレッチは有効です。ただし、やりすぎは逆効果なので、気持ちいい程度に留めてください。当院では、お客様の状態に合わせた具体的なストレッチ方法もお伝えしています。
Q3. 靴はどんなものを選べばいいですか?
紐でしっかり締められるスニーカーがおすすめです。足を入れる前に紐を緩め、かかとを3回叩いて靴に合わせ、それから紐を締めることで、かかとが安定し、足首のブレを防げます。
Q4. 甘いものは本当に控えた方がいいですか?
痛みが強い時期は、できるだけ控えることをおすすめします。砂糖は筋肉を硬くし、痛みを長引かせる傾向があります。痛みが落ち着いてきたら、少しずつ様子を見ながら食べる量を調整してください。
Q5. 在宅ワークで座りっぱなしですが、どうすればいいですか?
1時間に1回、1分程度でいいので、足裏を床につけ、かかとを内側に入れる座り方を意識してください。この小さな習慣が、体の癖を変える第一歩になります。
Q6. 外反母趾も一緒に治りますか?
外反母趾自体の骨の変形を元に戻すことは難しいですが、これ以上悪化させないことは十分可能です。浮き指を改善し、正しい重心で歩くことで、外反母趾の進行を防げます。
Q7. 何回くらい通えばいいですか?
まずは1週間後に体の変化を確認し、その後は状態に応じて調整します。多くの場合、3〜5回程度で安定した状態を作れます。

まとめと次のステップ
アキレス腱の痛みは、アキレス腱だけの問題ではありません。足首の使い方、体重のかけ方、座り方、靴の選び方、さらには食生活まで、さまざまな要因が絡み合っています。
K様の事例から分かるように、根本原因を特定し、足元から骨格を整えることで、長年続いた痛みも大幅に軽減できます。
今日から始められること
- 座る時は足裏を床にしっかりつける
- スリッパをなるべく履かず、素足で過ごす
- 甘いものを控えめにする
- 靴は紐でしっかり締める
これらの小さな習慣が、あなたの体を根本から変えていきます。
もし、同じようにアキレス腱の痛みで悩んでいるなら、一度当院にご相談ください。27年の臨床経験と6万回以上の施術実績を持つ国家資格者が、あなたの体の癖を見抜き、根本改善へと導きます
ご予約やお問い合わせ案内
初めての方、ご相談のみの方でも、お気軽にご連絡ください。
皆様の「長年の痛み」「体の違和感」にしっかり寄り添います。
ご予約は【公式LINE】ホームページまたはお電話でもOKです。
東戸塚・戸塚区・横浜・品濃町ほか、近隣の方のご来院をお待ちしています。
東戸塚駅から徒歩3分と、通いやすい立地です。
腰痛や足、骨盤のお悩みがある方は、完全予約制で安心の当院へご相談ください。
あなたの笑顔と健康な毎日を応援しています!
【あすなろ整体院 公式LINE】
下記QRコードよりご登録ください!

Tel:045-392-8921
【所在地】横浜市戸塚区品濃町514-6 ボヌール東戸塚306
【電話】045-392-8921
【アクセス】JR東戸塚駅東口から徒歩約3分・近隣コインパーキング利用可
ご相談・ご予約お待ちしております。

コメント